新車を購入する際に選択するオプションはさまざまあるが、価格に対してお買い得感を感じるものとそうでないものは人それぞれだろう。しかし、もしオプションで選択するのであれば多くの人が価格に対してのお買い得感を感じることができるオススメのオプションがある。それがシートヒーターだ。
文:西川昇吾、写真:Adobe Stock(トップ画像=Roman@Adobe Stock)
メリットだらけの「シートヒーター」 あるのとないのじゃ雲泥の差だった しかもリセールバリューがいいってよいことずくめじゃん!
■今一度シートヒーターとは
シートヒーターはエンジン始動直後からシートを暖めてくれる(umaruchan4678@Adobe Stock)
シートヒーターは既にご存知の人も多いだろうが、シートの座面や背面をヒーターで暖めてくれる機能だ。冬場のエンジン始動直後は、ヒーターが効きづらい、暖かい風が流れない。これはヒーターの構造上致し方ない部分だ。しかし、このような状況でもシートヒーターはエンジン始動直後からシートを暖めてくれる。
冬場にはとても重宝するアイテムであり、冬場のオープンカーには必須のアイテムといえる。シートヒーターとヒーターをしっかりと効かせて、冬に楽しむオープンドライブは格別に気持ちいいのだ。
また、同乗者にも受けがいいアイテムである。それだけシートヒーターは誰もが分かりやすく利便性や快適性を実感できるアイテムなのだ。冬場にシートヒーターを一度使うともうない生活なんて考えられないという人もいるのではないだろうか?
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■シートヒーターは意外と安い?
車種やグレードによって異なることが多いが、シートヒーターが2~4万円程度で設定されているモデルも多い
そんな便利なアイテムであるならばオプションでの価格も高いという印象があるかもしれないが、実はそんなことはない。車種やグレードによって異なることが多いが、シートヒーターが2万~4万円程度で設定されているモデルも多い。
こんな多くの人に評判が良いアイテムがその値段で装備できるのであれば、選択しない手はないといえる。
また、リセールバリューなどの面を考えても定番快適アイテムであるシートヒーターは装備しておいた方が良いだろう。
ただ、セットオプションなどの設定となっている場合は割高になる可能性がある。モデルによってはオプションとなる本革シートを選択しないとシートヒーターは装備されないといったことがあるので、一概に「全車でオススメ!」とはいえない。その部分は購入時に主要装備表などを見てしっかりとチェックしておくべきポイントだ。
「クルマを乗り換えるつもりはないけどシートヒーターは欲しい」といった人にはシートヒーター付きの社外シートなども販売されているので、そちらを検討してみるのも良いだろう。
ただ、コチラは価格設定が高いこともあるので気軽に手を出せるアイテムではない・
シガーソケットから電源をとって座布団のように設置する汎用のシートヒーターもあるので、まずはそちらを試してみるというのも手だ。
一度使うと冬場は必須と感じてしまうシートヒーター。オプション価格が安かったら装着しない手はない。
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